今回は変わったピックを公開。
普段弦を弾く時は右手のp,i,m,aの指(つまり親指、人差指、中指、薬指)で弾きますので、ピック等の小道具とは無縁なのですが、個人的にピックを使う時があります。
そんな個人的事情があり、ピックもいくつか所持しておりますが、その中でも特に変わったものを紹介します。
消しゴムよりも硬めのゴムで、売り文句は「指弾きのタッチに近い」そうです。
お、変わったものみっけ。と思い購入。
さっそく使用してみましたが・・・。
指弾き専門の僕に言わせれば「指弾きのタッチには程遠い」ピックです。
だいたい弦との摩擦が強くなるので引っ掛かりがきつ過ぎる。
まるでギター初心者のようなポコポコした音になります。
そもそもこんなに引っ掛かると素早いピッキングが困難です。
ピックとしては落第点。
このままでは使えないので、弦を弾く部分を瞬間接着剤でコーティングしてます。
こうすることにより弦との摩擦が軽減。
※ただし塗り過ぎ注意。ただの分厚いピックに成り下がります。※
ほど良い塗り加減のものが出来上がると、結構使えるものへと変貌します。
個人的には現在の方が「指弾きのタッチに近い」状態です。
「興味本位で購入」→「失敗」
した方は是非お試しを。
実はピックには結構多くの種類があります。
他にも変わったものがありますので、また気が向いたら報告します。
結構昔の教本で、
リズムを文字で表しているけど、
「コレはおかしいだろ??」と一人つぶやきながら今日も練習に励んでいます。
タウカタタッタンアンウン・・・・
先日告知したコンサートhttp://fujiwarist.blog.shinobi.jp/Entry/225/で数曲のデモ演奏をする事になったのですが、その中の1曲にあるタンゴ曲の演奏があります。
実を言いますと、僕は
高校生時代~大学生時代(初期)までは、かなりのタンゴファンで、その時代は新旧様々のタンゴCDを買いまくり、毎日聴き続けてました。。。
1年程の話題になりますが、ここで紹介したCDもその頃購入したものです。
http://fujiwarist.blog.shinobi.jp/Entry/10/
つい昨日まで軽く編曲してた所為か、再びタンゴに燃えちゃってますww
良く聴くCDもオケ(古典ものメイン)→タンゴと変化しつつあります。
なんだかスゴイ変化です。曲風が全く違いますw
でもやっぱタンゴっていいなあ・・・。
今日は「骨と間接の日」・・・。
でありながら「入れ歯の日」でもあります。
前者「骨と間接の日」は、ホネの「ホ」の字が漢字の十と八に分ける事が出来る事から、日本整形外科学会が10月8日を「骨と関節の日」と定められました。
後者「入れ歯の日」は「入(1)れ(0)歯(8)」からこの日を定めたそうで・・・。
何だかもう、「言ったモン勝ち」ですねw(;^_^A
どちらかと言えば前者にムリがあるような・・・?
しかし記念日を定めた理由は他にもあり、10月10日(体育の日)にも近い事から記念日を十月八日と定めたそうです。(今は体育の日じゃないけどね・・・(;^_^A)
他にも適当に語呂合わせすれば記念日にできる日があるのではないか?と疑ってしまう今日この頃・・・。
さて、今日のテーマは「からだ」について。
「いれば」は忘れて下さい。
何かお話をする時の「前置き」って難しいのです。
まずは、「骨と関節の日」について日本整形外科学会のHPより抜粋・引用して軽く紹介。
・整形外科の行なっている医療の内容をよく知っていただき、骨と関節を中心とした体の運動器官の健康が、体の健康の維持にいかに大切であるかを認識し、日常生活で注意していただきたいと考え「骨と関節の日」を定めた。
・日常生活やスポーツで、いつも自由につかいこなせる体や手足は、ヒト独特のものであり、知能の発達とあいまって計りしれない可能性を秘めている。
・ヒトが毎日健康で働くことができる源は、背骨・手・足などの全身の運動器官を造りあげている、骨・関節・筋肉・靭帯・腱・脊髄・神経などがうまく働いてくれることにある。
・この日を記念して、背骨や手足に目を向けて、十分に鍛えるとともに、手入れもしていただきたいと思う。
ここまで読まれた方は、「で?何が言いたいの??」と思っていることでしょう。
実は、以上の事は我々音楽家にとっても大変重要な話なのです。
音楽活動するにあたって、まず最も重要なのが「健康」。
「からだ」を資本にした職業です。
これ(↑)はどの職業でも言えることですが、音楽を生業としていると「手」や「腕」のちょっとした負傷が大ダメージとなる事があります。
だってまず練習すら出来なくなるし・・・。
怪我の重さによってはこうしてPCで文字を打つ事すら出来ない。これ以上更新頻度を下げてしまったら、どうすんだ?!
利き腕だった時は、レッスンで字を書く事すら難しい。これ以上字が汚くなったらまず読めない。
外傷ならまだしも、骨や間接などが痛み出したら大問題。こういった症状は治しにくいらしい。
怪我をしないのは勿論の事、手や腕・肩・腰は痛め易いので人一倍注意が必要です。
というわけで。。。
最近、ふと思い出したかのように読みふけっている本がコレ。
音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと
アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング
学生時代の集中講義で勉強した、「アレクサンダー・テクニーク」。
「勉強した」とは言ったが、3日程度の講義だった為、正直な所現在ではあまり身についていない。
最近改めて必要性を感じたので、再度勉強開始。
アレクサンダー・テクニークとは、
・自分ではなかなか気づかない心身の不必要な無意識の緊張に気づき,それを防ぐ為のメソッド。
・楽器を構えた時・弦を弾く時など、身体に負担を強いる姿勢や身体の動きをしてしまう。
・それが習慣化することで、肩こりや腰痛、首の痛みといった慢性的な身体の痛みが生じたり、音楽・ダンス・演技・スポーツなどのパフォーマンスをする際に「本来の自分の持つ能力」を充分に発揮できていなかったりする・
・このテクニークを学ぶことで、こうした緊張に気づく事が出来るようになり、それを少しずつ改善する事で、演奏の楽さや自由さを取り戻し、より良いパフォーマンスを発揮出来るようになる。
・・・といったものを勉強中。
注意しなくてはいけない点は、これは「読むだけでは全く意味がない」という点。少なくとも丸暗記するような本ではない。
本を「参考に」しながら、自分のからだの細かい動きを再確認する。
どの動きをする時にからだのどの部分が反応しているのかを、じっくり自分自身で観察しながら不必要な緊張を解く。
基本的にヒトはそれぞれ違うものなので、「演奏する時はこのフォームでないといけない!」なんて言うのは大変危険が多い。基本的に僕のレッスンではフォーム強制はしていない。希望する人にはしてるけど。
よりよい演奏をする為のそれぞれの解決策がある故に、この本は読むだけでは無意味。実践あるのみという事です。
なかなか奥が深いものです。
最近結構ハマってきたので、
常にからだの動きを確認すべく、時々挙動不審な行動をしてるかも知れませんがご了承下さいw
現在、次回コンサートで演奏予定の曲を編曲中です。
今回編曲する曲は2曲あり、その内1曲は映画音楽。
CM等にも抜擢された曲なので、どちらかと言えば「カローラの曲」として有名(笑)
有名なお陰で色々な編曲がありますが、この度僕が編曲する事になったついでに「映画の方も見てみよう」となりました。
1999年 北野武 監督作品
まさかぎたれぽで映画を紹介する日が来るとは・・・。
もしかして新コーナー誕生の予感??
そういえば最近CD紹介やってないなあ。
ちなみに「菊次郎」はたけしの亡き父の名前らしい。
ここまで紹介すればもうお分かりの方もいるでしょう。
この映画の主題曲であり、なおかつ「カローラの曲」(笑)と言えば・・・
ジブリ映画の音楽担当として知られている Joe Hisaishi の曲を編曲中です。
映画の方は、北野武監督にしては異色作品とも言える、暴力描写をほとんど感じない作品。
見たことのない方もいらっしゃると思うので、ストーリーについては詳しく書けませんが、
全体的に「ほのぼの」「のんびり」「笑い」。
物語の折り返し地点辺りから「しみじみ」。
映画が終わった後は「やさしさ」「せつなさ」の感情が余韻を残す感じの作品。
感動は文章にしてしまうと、どうも安っぽい。
(あまりストーリー説明する事を避けた所為か???)
物語の内容が気になった方は、一度お試しをお勧めします。
全体的に、夏休みのちょうど今頃のイメージですので、ちょっと見てみるのもいいと思います。
さて、問題の編曲中の曲。
映画を見た事で、上に書いた感動を表現するのに相応しい曲だと思う。
作曲家・映画監督が何を表現しようとして、
この曲を書いたのか?・選んだのか?を知るにはやはり映画を見る事も大切。
この感情を編曲や演奏に活かしたい。
後は僕の(乏しい)表現力がどこまで通用するか???
が一番の問題ww