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2024/04/27 (Sat)
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2008/06/17 (Tue)
「Craig Ogden/English Guitar Concertos」
Comments(0) | TrackBack() | お気に入りのCD
やっぱりちゃんとギター関連CDも紹介しないとね。

というわけで今日はギター曲。
English Guitar Concertos
Craig Ogden
Richard Hickox
Northern Sinfonia







曲目
1-5.Five Bagatelles for Guitar and Chamber Orchestra/William Walton
6.Serenade for guitar & strings, Op 50/Malcom Arnold
7-9.Guitar Concerto, Op. 88/Lennox Berkeley
10-12.Guitar Concerto, Op 67/Malcom Arnold


タイトル通り、イギリスのギター協奏曲作品集。
世間では「ギター協奏曲は数が少ない」と言うイメージがあるそうですが、そんな事はないと言わんばかりの協奏曲集です。

1曲目のウォルトンは、オリジナルギターソロ曲「5つのバガテル」のギター&オーケストラ編曲。
実は半年ほど前にパークニングのCDを紹介済み。
こちらのCDでも聴く事が出来ます。

2曲目は協奏曲ではありませんが、ギター&弦楽の編成。
この編成もあまり見かけないというイメージが強いです。

3曲目。
バークリーのギター曲と言えば、ソナティナop.51が有名です。
1楽章のギター伴奏をバックに奏でる木管が素敵な曲です。

最後の曲はマルコム・アーノルド。
近代イギリスを代表する作曲家の一人であるアーノルドは、映画音楽をも手がけた作曲家です。
「戦場に架ける橋」においては、アカデミー賞をも受賞。

さて曲の方は・・・と言いますと。
この曲は2年前の大学卒業試験で取り組んだものです。
その際に、対位法でお世話になった先生と曲分析をしたのですが、その先生の感想が面白い。







「パラノイア」


パラノイア・・・いわゆる精神病の一種。「自分を特殊な人間であると信じる」とか「誰かから攻撃を受けている」ような妄想壁のある症状。要するに「偏執病」です。



一見判り易いこの曲ですが、
「何か」から自分の身を守るべく、ひたすら「攻め」ているという果てしなく攻撃的なこの曲。

こんな曲を演奏するのは大変でした・・・。





ギター協奏曲は他にもたくさんあります。
機会があれば紹介しますので、お楽しみに。
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2008/06/15 (Sun)
「Martha Argerich/Tchaikovsky,Schumann:Piano Concertos」
Comments(0) | TrackBack() | お気に入りのCD
またまたお久しぶりなお気に入りCDコーナー。
ふと思い出したときに更新したくなる。

今回はピアニスト。


Tchaikovsky,Schumann:Piano Concertos
Martha Argerich
曲目
1. Piano concerto No.1 op.23/Tchaikovsky 
2. Piano concerto op.54/Schumann
3. Bourree I&II/Bach
4. Mazurka op.63 No.2/Chopin
5. Sonata L.422/Scarlatti
6. Danza de la Moza donosa/Ginastera

アルゲリッチは、十八番であるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を何度も録音しています。
他にも2枚くらい持ってましたが、すべて違う年の録音です。

何枚かある中で、あえてこのCDを選んだ理由は、
燃えに燃えたアルゲリッチの異様なテンションの高さが面白いから。

今回はこちらを紹介しますが、他にも数枚の録音がありますので、興味のある方は一度聴き比べる事をお勧めします。

どのCDも同じ曲ですが、全部違う演奏なので面白いです。

2008/05/24 (Sat)
「Bryden Thomson/William Walton:交響曲第1番」
Comments(0) | TrackBack() | お気に入りのCD
長い間、CD記事書いてなかった(汗)
なかなか次に紹介するCDが決まらなかったので、もう好き勝手に紹介させて下さい。
変に決まりを付けると更新出来なくなります。
しばらくは自由にお気に入りを載せていきます。

William Walton:交響曲第1番
Bryden Thomson
London Philharmonic Orchestra


曲目
1.交響曲第1番
2.奇想的変奏曲(ヴァリイ・カプリッチ)



以前からマイブームのウォルトン。
ギターオリジナル独奏曲の「5つのバガテル」をオーケストラ編曲した「ヴァリイ・カプリッチ」が聴ける。

指揮者のトムソンはあまり名が知られていないような気がしますが、
この演奏を聴く限り、かなりの名演です。


他にも色々聴いてみたい。

2008/04/05 (Sat)
「Yngwie J. Malmsteen/Concerto Suite For Electric Guitar And Orchestra In Flat Minor Op.1」
Comments(0) | TrackBack() | お気に入りのCD

最近妙に気に入っているCDが何枚かある。
ここは一つ「番外編」と言う事でヨロシクしたい。

ちなみに今回はクラシック音楽ではない。
面白いと思ったCDは、例えクラシック以外でもちゃんと聴くようにしている。

Concerto Suite For Electric Guitar And Orchestra In Flat Minor Op.1
Yngwie J. Malmsteen

大変長ったらしいタイトル。
何と書いているのかというと、
「エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調 作品番号1」
この「協奏組曲」についたタイトルは「新世紀」

しかし、今回何より惹かれたのが、「エレクトリック・ギターとオーケストラのための」の部分。

そもそもエレクトリックギターはその歴史からクラシック音楽と競演する事はありえなかった。
エレクトリックギターの歴史は、音楽の歴史に登場してからまだ日が浅い。

昔では「エレクトリックギター」=「不良」なんて意味の解らない方程式があったくらいで、
何故か人々が馴染むの為に少し時間がかかってしまった。

現代ではようやくそんな偏見も感じられなくなり、いちギタリストとしては嬉しい限り。

そんな歴史を持つ「エレキギター」と、ほとんどクラシック楽器の中でしか見られる事のない「オーケストラ」との競演は画期的な試みだと思う。

この競演自体が、まさに「新世紀」でしょう。

曲目
01.Icarus Dream Fanfare
02.Cavallino Rampante
03.Fugue
04.Prelude To April
05.Toccata
06.Andante
07.Sarabande
08.Allegro
09.Adagio
10.Vivace
11.Presto Vivace
12.Finale

作品はすべてイングヴェイ自身が作曲したもの。

このアルバムの曲を聴いていると、
百歩譲ってもクラシック音楽とは思えないが、
それでもイングヴェイはかなりクラシックに理解のある人物である事が伺える。

言うなれば「ロック(クラシック風味)」?
いや、イングヴェイはメタルか?

本人はよほど、この画期的な事に挑戦したかったのでしょう。
そうでないとこれほどの物は完成しないと思われます。

ちなみに本物のクラシック愛好家は聴かない方がいい。
おそらくですが「くだらない」と思うでしょう。

確かにクラシック音楽として聴けば、あまり面白いものではありませんが、

僕はこの画期的な挑戦を試みたイングヴェイに敬意を表します。


2008/03/30 (Sun)
「Narciso Yepes/Fernando Sor:24 Etudes」
Comments(1) | TrackBack() | お気に入りのCD

Fernando Sor:24 Etudes
Narciso Yepes

探していた古典ギター曲集。
数多くの所有CDの中から1枚だけ出てきた。

基本的に自分のレパートリーにする曲や練習する曲は何か音源を購入しているはずだが、これほどCDがないとは思わなかった。

古典曲集の紹介になって、改めてやりこんでいない分野がある事に気が付いた。もう少し基本に戻って練習したい。


曲目
01.Etude in B flat major OP.29 No.1
02.Etude in B minor OP.35 No.22
03.Etude in B major OP.35 No.21
04.Etude in C major OP.6 No.8
05.Etude in C minor OP.35 No.14
06.Etude in C major OP.29 No.5
07.Etude in C sharp major OP.35 No.13
08.Etude in C sharp major OP.35 No.19
09.Etude in D minor OP.31 No.16
10.Etude in D major OP.35 No.17
11.Etude in D minor OP.35 No.16
12.Etude in D major OP.60 No.25
13.Etude in E flat major OP.29 No.10
14.Etude in E flat major OP.31 No.10
15.Etude in E minor OP.6 No.11
16.Etude in E major OP.31 No.23
17.Etude in F major OP.31 No.21
18.Etude in F major OP.29 No.2
19.Etude in G major OP.31 No.14
20.Etude in G major OP.29 No.11
21.Etude in A major OP.6 No.6
22.Etude in A minor OP.31 No.20
23.Etude in A major OP.6 No.2
24.Etude in B flat major OP.31 No.22

曲が多いと書くのが大変・・・(-。-;)

ちなみに
フェルナンド・ソルは18世紀末から19世紀前半の作曲家。
ギター曲はもちろん、オペラ作品までも残している。
「古典ギターの最高峰」と言っても差し支えないでしょう。

演奏はナルシソ・イエペス。
このCDでの演奏の聴き心地は、全体的に柔らかな印象を受けます。

Etude=練習曲なのですが、
古典ギターの練習曲はどれも親しみやすいのが多いので、ちょっとだけレパートリーにしてみるのもいい。

 





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