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2008/06/17 (Tue)
「Craig Ogden/English Guitar Concertos」
Comments(0) | TrackBack() | お気に入りのCD
やっぱりちゃんとギター関連CDも紹介しないとね。

というわけで今日はギター曲。
English Guitar Concertos
Craig Ogden
Richard Hickox
Northern Sinfonia







曲目
1-5.Five Bagatelles for Guitar and Chamber Orchestra/William Walton
6.Serenade for guitar & strings, Op 50/Malcom Arnold
7-9.Guitar Concerto, Op. 88/Lennox Berkeley
10-12.Guitar Concerto, Op 67/Malcom Arnold


タイトル通り、イギリスのギター協奏曲作品集。
世間では「ギター協奏曲は数が少ない」と言うイメージがあるそうですが、そんな事はないと言わんばかりの協奏曲集です。

1曲目のウォルトンは、オリジナルギターソロ曲「5つのバガテル」のギター&オーケストラ編曲。
実は半年ほど前にパークニングのCDを紹介済み。
こちらのCDでも聴く事が出来ます。

2曲目は協奏曲ではありませんが、ギター&弦楽の編成。
この編成もあまり見かけないというイメージが強いです。

3曲目。
バークリーのギター曲と言えば、ソナティナop.51が有名です。
1楽章のギター伴奏をバックに奏でる木管が素敵な曲です。

最後の曲はマルコム・アーノルド。
近代イギリスを代表する作曲家の一人であるアーノルドは、映画音楽をも手がけた作曲家です。
「戦場に架ける橋」においては、アカデミー賞をも受賞。

さて曲の方は・・・と言いますと。
この曲は2年前の大学卒業試験で取り組んだものです。
その際に、対位法でお世話になった先生と曲分析をしたのですが、その先生の感想が面白い。







「パラノイア」


パラノイア・・・いわゆる精神病の一種。「自分を特殊な人間であると信じる」とか「誰かから攻撃を受けている」ような妄想壁のある症状。要するに「偏執病」です。



一見判り易いこの曲ですが、
「何か」から自分の身を守るべく、ひたすら「攻め」ているという果てしなく攻撃的なこの曲。

こんな曲を演奏するのは大変でした・・・。





ギター協奏曲は他にもたくさんあります。
機会があれば紹介しますので、お楽しみに。
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