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2024/05/05 (Sun)
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2008/02/15 (Fri)
「Sergio&Odair Assad/Latin American Music」
Comments(0) | TrackBack() | お気に入りのCD
Latin American Music for Two Guitars
Sergio and Odair Assad

世界を代表する兄弟ギターデュオ・アサド兄弟のCD。
ピアソラが彼らの為に書いた「タンゴ組曲」をメインに、
そのほかセルジオ・アサド本人の作品も収められいます。

しかも、1枚1050円の廉価での発売!
これ程の演奏が1050円・・・って。

質・値段・技術どれをとってもお勧め。



1-3. タンゴ組曲/ピアソラ 
4-7. ミクロ・ピエサス/ブローウェル
8. ベベ/パスコアール
9. 組曲「肖像」~アナクレート・ジ・メデイロス/ジナタリ
10.組曲「肖像」~シキーニャ・ゴンザーガ/ジナタリ
11.珊瑚の市レシーフェ/S.アサド
12.ヴァルセアーナ(ワルツ風)/S.アサド
13.大鬼蓮/S.アサド
14.跳躍/S.アサド
15.バレエ「エスタンシア」~たそがれの牧歌/ヒナステラ/サラテ編

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2008/02/07 (Thu)
「Michel Camilo&Tomatito/SPAIN」
Comments(0) | TrackBack() | お気に入りのCD
本日の一枚。
ちょっと番外編。

少しクラシックから外れてみました。

Michel Camilo&Tomatito
SPAIN
spain.jpg
実はコレ、数年前にジャケ買いしたアルバムです。

衝動買いにしてはかなり「大当たり」なアルバムです。

編成は「ピアノ」&「フラメンコ・ギター」。
自分のCDコレクションの中では大変稀な存在。
ですが、かなりのお気に入りですので
この度紹介させて頂く事となりました。



1. Spain Intro
2. Spain
3. Besame Mucho
4. A Mi Nino Jose
5. Two Much/Love Theme
6. Para Troilo Y Salgan
7. La Vacilona
8. Aire De Tango

そもそもこのアルバムのタイトルになっている「SPAIN」は、
言うまでもなくチック・コリアの名曲。

当時この「SPAIN」をいろいろ聴き漁っている時に出会った一枚でもあります。
ユニークなジャケットにも購買意欲をそそられましたが、
もっとも気になったのが一曲目。

「Spain Intro

「あの名曲にイントロなんてあったのか??」と思いながら購入。

いざ箱を開けてみると・・・・。
このイントロはどこかで聴いた旋律です。











いや、
どこかで聴いたなんてもんじゃない!










かなり聴きまくった「アランフェス協奏曲第2楽章」でした。









こんなところでも使われるとは。
「アランフェス」はやはり名曲だと言うことでしょうか?

少しがっかりしながらもゆっくりCDを堪能します。

するとイントロのゆったりとした曲調から一変して、ラテン風味な2曲目「SPAIN」メインに入ります。
「イントロ」として使われたアランフェスですが、こうして聴いてみると意外といい味を出している事に驚きです。


そしてこの「SPAIN」がまたいい!!
ピアノ&フラメンコ・ギターの編成での演奏は、
皮肉な事に、本家チック・コリアの演奏よりもスペインという国家を連想させてくれます。



またこの曲の他にもアルゼンチン・タンゴの名曲を織り込んだりしていて、バリエーションも豊富です。

演奏技術の方は・・・と言いますと。

なんかヤバイです。


ヤバイと言いましてもギタリストのトマティートは、(自分がギタリストだということがあってか)あまり衝撃的ではありませんでした。それでもかなりの演奏能力の持ち主です。またフラメンコ・ギター独特の音色が情熱的でロマンティックです。

問題はピアニスト・カミロでした。
これほどのリズム感で演奏するピアニストは初めてでした。
指も動く!動く!!

超絶技巧系かな??
なんて思いきや、アルバム終盤ではかなりしっとり歌わせてくれます。

クラシック・ピアニスト以外で気に入った、数少ないピアニストの一人です。

このアルバムは、あまりインスト系の音楽を聴かない方も結構楽しめそうです。
ドライブのBGMなんかにも、もってこいでしょう。

2008/02/04 (Mon)
「Paul O'Dette/J.S.Bach:Lute Works vol.1」
Comments(0) | TrackBack() | お気に入りのCD
ん~。
明らかに「お気に入りCD」カテゴリの記事が少ないです。

もう少し気合入れて紹介する事にしました。

でも本日もバッハ集・・・。

「そろそろやめろ!」なんて声も聞こえてきそうな気もします。
連続4回目ですので・・・。

とりあえずバッハは今回で最後にしておきます。
また気が向いたら紹介ということでよろしく。



J.S.Bach:Lute Works vol.1
Paul O'Dette

これはつい最近、
知り合いから借りたCDなのですがわりと気に入っています。

ポール・オデットと言えば、ホプキンソン・スミスと並んで
「現代リュート界の2大奏者」
なんて呼ばれています。
共にアメリカ人ですが、2人の演奏はあまり似通ったものではない為、どちらも人気のリュート奏者です。

ホプキンソンの方は、また機会があれば紹介したいと思います。

1.Lute Suite BWV 995
2.Partita BWV 1006a
3.Sonata BWV 1001

そもそもリュートとは?
という話から始めなければなりません。

リュートはかなり古い歴史のある古楽器です。
中世のヨーロッパで栄えましたが、音量が小さい等の欠点があり、徐々に演奏ホールが大きくなっていくにしたがって衰退していく事となります。






http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88
(↑もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ)説明が適当になってしまいました・・・(; ̄ー ̄A

録音自体は非常に新しく、2006年の物なので音質はかなり良好です。
このCDでは13コースのルネサンス・リュートを使用しているようなので、本来はもう少し撥弦時の音等のノイズが聴こえると思いますが少し抑えられている感があります。
ですが、楽器の響きはリュートらしい良好な音質で録音出来ています。

個人的に語りたいのが、BWV1006aです。
旋律は無伴奏ヴァイオリンパルティータですが、この1006aは明らかにバッハ自らの手によってリュート・オリジナル曲として作ったものです。
リュート組曲第4番とも呼ばれ、ヴァイオリンで聴くパルティータとは一味違う曲となっています。

以前フェルナンデスの第4番を紹介しましたが、個人的にはこっちの方が好みです。

2008/02/03 (Sun)
「Pablo Casals/J.S.Bach:Cello Suites(2CD)」
Comments(0) | TrackBack() | お気に入りのCD
またしても久しぶりになります。

お気に入りCDコーナー。
前回の紹介が12月24日。だいぶ開いてしまいました。
しかも今回でようやく第5枚目です。
もう少しCD紹介を重点的にしようか・・・?



本日紹介するCDは・・・。


J.S.Bach:Cello Suites
Pablo Casals

前回に引き続きバッハ曲集の紹介です。


でもこれを紹介してもよいものか・・・?なんて
今回に限り結構悩んでしまいました。







1.無伴奏チェロ組曲第1番
2.無伴奏チェロ組曲第2番
3.無伴奏チェロ組曲第3番
4.無伴奏チェロ組曲第4番
5.無伴奏チェロ組曲第5番
6.無伴奏チェロ組曲第6番
(CD2枚組)


今回紹介するCDは、
チェリスト・指揮者・作曲家のパブロ・カザルスが演奏する無伴奏チェロ組曲全曲。
これが(↑)まず紹介するのをためらった点でもあります。
ギター関係ないからね・・・。

ですがこのチェロ組曲。
ギター編曲で演奏されていることも多いのです。

そもそも音楽の父・バッハはギターオリジナル曲を一曲も残してくれませんでした。
当時ギターよりは、むしろリュートが栄えていたようです。
ギターはこれより後の時代から徐々に演奏されるようになってきます。

現在、ギターで演奏しているバッハの曲はチェロ・ヴァイオリン・オルガン・リュート等の曲を編曲したものが大半です。





ギターの話はさておき・・・。




今回紹介するパブロ・カザルスはチェロ界の歴史においても重要な役割を果たした人物です。

13歳の時スペイン・マドリードの楽譜屋でバッハの「無伴奏チェロ組曲」を発見し、
25歳の時に公開演奏会を行い、それまではただの「練習曲」として扱われていたこの作品を
今後の音楽史に残すべき名作であるという事を世に知らしめました。

・・・というのがカザルスの有名な話です。

他にも近代チェロ奏法の開拓者であったりします。
(カザルス以前のチェロ奏法は現代と異なる物でした。)



そんなカザルスが演奏している録音を一人の音楽家として聞かない訳にはいきません。

ただ・・・紹介するのに迷った点その2。
「あまり音楽慣れしていない人には汚い音に聴こえてしまう」
と言う事。

録音が古い事が原因です。
ですが、どの楽器でも当時の録音を聴こうと思うと音が汚くて当然。
こんなもんなのです。

カザルスに発見されたチェロ組曲は、
現在まで多くの人によって研究・解釈・演奏されて磨かれてきました。
現代の演奏と比べると大したものではないと思われることもあると思います。

僕自身他にも多くのチェロ組曲を持っています。
良い演奏もたくさんあるのですが、少なくともカザルスのような演奏は他では聴けません。

やはり最終的に聴きたくなるのは、原点でもあるこのカザルス盤なのです。


2007/12/24 (Mon)
「Julian Bream/Ciaccona-J.S.Bach Recital」
Comments(0) | TrackBack() | お気に入りのCD

久しぶりにお気に入りCD。

前回に引き続きバッハ集です。
以前の記事でiPodについて書きましたが、
僕のiPodの中身は95%クラシックです。
(残り5%はジャズ・タンゴ・映画音楽・ラテン系、そして何故かポール・ギルバート!)
しかもこれでも所有CDの7割しか入っていなかった。

J-popが一曲も入っていない。(popsのCDはあるけど入れてない)
iPodの中身を覗けば、
僕が如何にクラシック馬鹿のイカレポンチ(死語)かが解る。

クラシックの中でも何故かバッハが一番多い。

次に
ベートーヴェン(交響曲がかなり多い)

ショパン(ほとんどピアノ演奏)

チャイコフスキー(こちらも交響曲)

ロドリーゴ(多分アランフェス協奏曲をやる時の資料として、買いまくった時に増えた)

と続く。

コレでも全部入っていないので、全部入れると順位変動もありえる。


とにかくバッハが多いのでしばらくの間、バッハ集の紹介となりそう。


Ciaccona-J.S.Bach Recital
Julian Bream
23c85132jpegまず、クラシックギターのCDを語るのに、
ブリームを忘れてはいけない。
今更になっての初紹介です・・・。

ギタリストなら誰でもご存知。
堂々と、威厳のあるギター演奏・・・
って、
わざわざ僕がこの演奏の良さを語るまでもありません。
なので詳しい説明はなし。


1-3.BWV998-プレリュード・フーガ・アレグロ
4-9.BWV996-リュート組曲 第1番 ホ短調
10.BWV1004 無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第2番より シャコンヌ
11-16.BWV1006a リュート組曲 第4番 ホ長調



確かこのCDもすごく安かったと思う。
多分1300円くらい。
僕はこのCDになら3000円出しても惜しくない。
とにかくお買い得。





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