「Michel Camilo&Tomatito/SPAIN」
本日の一枚。
ちょっと番外編。
少しクラシックから外れてみました。
Michel Camilo&Tomatito
SPAIN

実はコレ、数年前にジャケ買いしたアルバムです。
衝動買いにしてはかなり「大当たり」なアルバムです。
編成は「ピアノ」&「フラメンコ・ギター」。
自分のCDコレクションの中では大変稀な存在。
ですが、かなりのお気に入りですので
この度紹介させて頂く事となりました。
1. Spain Intro
2. Spain
3. Besame Mucho
4. A Mi Nino Jose
5. Two Much/Love Theme
6. Para Troilo Y Salgan
7. La Vacilona
8. Aire De Tango
そもそもこのアルバムのタイトルになっている「SPAIN」は、
言うまでもなくチック・コリアの名曲。
当時この「SPAIN」をいろいろ聴き漁っている時に出会った一枚でもあります。
ユニークなジャケットにも購買意欲をそそられましたが、
もっとも気になったのが一曲目。
「Spain Intro」
「あの名曲にイントロなんてあったのか??」と思いながら購入。
いざ箱を開けてみると・・・・。
このイントロはどこかで聴いた旋律です。
いや、
どこかで聴いたなんてもんじゃない!
かなり聴きまくった「アランフェス協奏曲第2楽章」でした。
こんなところでも使われるとは。
「アランフェス」はやはり名曲だと言うことでしょうか?
少しがっかりしながらもゆっくりCDを堪能します。
するとイントロのゆったりとした曲調から一変して、ラテン風味な2曲目「SPAIN」メインに入ります。
「イントロ」として使われたアランフェスですが、こうして聴いてみると意外といい味を出している事に驚きです。
そしてこの「SPAIN」がまたいい!!
ピアノ&フラメンコ・ギターの編成での演奏は、
皮肉な事に、本家チック・コリアの演奏よりもスペインという国家を連想させてくれます。
またこの曲の他にもアルゼンチン・タンゴの名曲を織り込んだりしていて、バリエーションも豊富です。
演奏技術の方は・・・と言いますと。
なんかヤバイです。
ヤバイと言いましてもギタリストのトマティートは、(自分がギタリストだということがあってか)あまり衝撃的ではありませんでした。それでもかなりの演奏能力の持ち主です。またフラメンコ・ギター独特の音色が情熱的でロマンティックです。
問題はピアニスト・カミロでした。
これほどのリズム感で演奏するピアニストは初めてでした。
指も動く!動く!!
超絶技巧系かな??
なんて思いきや、アルバム終盤ではかなりしっとり歌わせてくれます。
クラシック・ピアニスト以外で気に入った、数少ないピアニストの一人です。
このアルバムは、あまりインスト系の音楽を聴かない方も結構楽しめそうです。
ドライブのBGMなんかにも、もってこいでしょう。
本日の一枚。
ちょっと番外編。
少しクラシックから外れてみました。
Michel Camilo&Tomatito
SPAIN
実はコレ、数年前にジャケ買いしたアルバムです。
衝動買いにしてはかなり「大当たり」なアルバムです。
編成は「ピアノ」&「フラメンコ・ギター」。
自分のCDコレクションの中では大変稀な存在。
ですが、かなりのお気に入りですので
この度紹介させて頂く事となりました。
1. Spain Intro
2. Spain
3. Besame Mucho
4. A Mi Nino Jose
5. Two Much/Love Theme
6. Para Troilo Y Salgan
7. La Vacilona
8. Aire De Tango
そもそもこのアルバムのタイトルになっている「SPAIN」は、
言うまでもなくチック・コリアの名曲。
当時この「SPAIN」をいろいろ聴き漁っている時に出会った一枚でもあります。
ユニークなジャケットにも購買意欲をそそられましたが、
もっとも気になったのが一曲目。
「Spain Intro」
「あの名曲にイントロなんてあったのか??」と思いながら購入。
いざ箱を開けてみると・・・・。
このイントロはどこかで聴いた旋律です。
いや、
どこかで聴いたなんてもんじゃない!
かなり聴きまくった「アランフェス協奏曲第2楽章」でした。
こんなところでも使われるとは。
「アランフェス」はやはり名曲だと言うことでしょうか?
少しがっかりしながらもゆっくりCDを堪能します。
するとイントロのゆったりとした曲調から一変して、ラテン風味な2曲目「SPAIN」メインに入ります。
「イントロ」として使われたアランフェスですが、こうして聴いてみると意外といい味を出している事に驚きです。
そしてこの「SPAIN」がまたいい!!
ピアノ&フラメンコ・ギターの編成での演奏は、
皮肉な事に、本家チック・コリアの演奏よりもスペインという国家を連想させてくれます。
またこの曲の他にもアルゼンチン・タンゴの名曲を織り込んだりしていて、バリエーションも豊富です。
演奏技術の方は・・・と言いますと。
なんかヤバイです。
ヤバイと言いましてもギタリストのトマティートは、(自分がギタリストだということがあってか)あまり衝撃的ではありませんでした。それでもかなりの演奏能力の持ち主です。またフラメンコ・ギター独特の音色が情熱的でロマンティックです。
問題はピアニスト・カミロでした。
これほどのリズム感で演奏するピアニストは初めてでした。
指も動く!動く!!
超絶技巧系かな??
なんて思いきや、アルバム終盤ではかなりしっとり歌わせてくれます。
クラシック・ピアニスト以外で気に入った、数少ないピアニストの一人です。
このアルバムは、あまりインスト系の音楽を聴かない方も結構楽しめそうです。
ドライブのBGMなんかにも、もってこいでしょう。
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