本題に入る前に・・・。
今日とてもずるい事を考え付いた。
どうしても更新が間に合いそうにない時は、
簡単な記事を先にアップして、後から編集する。
この手で本日5日の記事でも6日の0時になってからゆっくり書くことが出来る。
コレで万事おっけー。
まあずるいけどね。
さて今日のネタはお気に入りCD。
今までピアソラ・ロドリーゴ・ウォルトンと現代曲ばっかなので、
少し趣向を変えてみた。
バロック・古典の曲からどんどん現代へ行ってみよー。
という訳で、
今日はバッハです。
J.S.Bach:4 Suites for Lute
Eduardo Fernández
バッハにしようと決めたのはいいが、
誰の演奏にするかは、今回も非常に迷った。
リュート組曲全部が入っているCDは他にも色々あるが、
自分が一番最初に買ったギターのCDという事で、
コレにしてみました。
もちろん今回も他に紹介したいCDがありました。
ですが、
僕としてはこのCDに対する評価が非常に高いのです。
ポイント1.名手フェルナンデス、こだわりの演奏である。
ポイント2.これ一枚で(ギター版)リュート組曲全部聴ける。
ポイント3.しかも値段が安い!(コレ大事)
初心者同然の頃に買ったCDにしては、かなりの「当たり」だったと言えるでしょう。
今でも大事にしています。
1.リュート組曲 第1番 ホ短調
2.リュート組曲 第2番 イ短調
3.リュート組曲 第3番 イ短調
4.リュート組曲 第4番 ホ長調
フェルナンデスは、どの曲を聴いても「こだわり」を強く感じる。
徹底的に技術を磨き、考え抜かれた演奏は聴いていてすごく心地よい。
音色自体は全体的に真面目な印象があり、少し「おかたい」とも言えるが、
独特の優雅さがある。
とまあ、えらそうな事書きましたが、
どれもこれもすべて、一つの「味」といえると思う。
リュート組曲はまだ全部やってないし、いろいろと参考にしたい。
お気に入りCDの第2枚目は・・・
Rodrigo:Concierto de Aranjuez
Christopher Parkening
アランフェスは多くのギタリストに愛奏されていますが、
今回紹介するのは、
米国屈指の人気ギタリスト・パークニング。
ちなみに
オケはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
指揮はアンドリュー・リットンです。
1-3.アランフェス協奏曲(J.ロドリーゴ)
4-7.ある貴紳のための幻想曲(J.ロドリーゴ)
8-12.5つのバガテル-ギターとオーケストラの為の-(W.ウォルトン)
アランフェス~や、ある貴紳の~は、さっき書いたように、多くのギタリストが録音している。
今回はパークニングを紹介するに至ったが、正直他にも紹介したいギタリストは沢山いる。
その方々は後々紹介したい。
もちろんパークニングの演奏は大変すばらしいものだが、何より最も優れているのは、とてつもなく美しいギターの音色だと思っている。
その音色を使ってアランフェスを歌わせるのだから、
一人のギタリストとしてはもう泣けてきます。(色んな意味で・・・w)
ただ、ところどころ・・・つまみで弾く所でラスゲアートを効果的に使用したり等、編曲部分が多く見られる為、参考音源として聴くと少し戸惑ってしまいます。
楽譜通り正確に弾きたい方々にはあまりお勧め出来ない(かも)。
そして今回、何より紹介したいのが、現在マイブームのウォルトンです。
この5つのバガテルはウォルトン唯一のギター独奏曲。
1972年に発表、20歳年下のマルコム・アーノルドに捧げられ、初演はジュリアン・ブリームが行った。
この曲も多くのギタリストに愛奏されています。
ですが、「ギターとオーケストラの為の」はパークニングによって初演され、このCDで初録音だそうです。
この楽譜・・・売ってたら是非手に入れたい。
過去の記事見て思い出したけど、
そういや「ギター関連のCDも紹介する」って言ってたっけ?
記念すべき第1枚目は、
Di Meola Plays Piazzolla
ラテン系のジャズギタリスト「アル・ディ・メオラ」がピアソラの曲をアレンジして演奏しているアルバムです。
このアルバムでは、
ギター2重奏のための「タンゴ組曲」
フルートとギターのための「タンゴの歴史」がメインで
他にも「天使のミロンガ」や「オブリヴィオン(忘却)」などピアソラの有名曲をアレンジしていて、「タンゴ」なのに「ラテン」風な面白さがあります。
1.Oblivion
2.Cafe 1930
3.Tango Suite Part 1
4.Tango Suite Part 2
5.Verano Reflections
6.Night Club 1960
7.Tango 2
8.Bordel 1900
9.Milonga del Angel
10.Last Tango for Astor
ピアソラの曲がほとんどのアルバムですが、ディ・メオラのアレンジがいい味出しています。
どうでもいい事だけど、
ここはクラシック・ギタリストのページな訳で、
紹介するのもクラシックがいいはずなのに
一枚目からディ・メオラってどうよ?
とりあえずコレが最近のお気に入りなんで載せてみました。
次回は(多分)クラシックにしよ・・・。