昨日http://fujiwarist.blog.shinobi.jp/Entry/284/のお話の続きです。
難聴の橋本結亀さんによるギター教室漫画の紹介です。
早速、一つ目。
「チューナー①」
(画像クリックで拡大します。)
本邦初公開!!
藤原盛企2次元Ver.
想像以上に特徴を捉えている事に驚きました。
ポイントだけを上手く残したディフォルメ感にも脱帽です。
他のコマでも(一部を除き)ひたすらニコニコしている事に気がつき、
生徒さん数名に「僕っていつもこんなにニコニコしてます??」とお伺いした所、全員からYESと返答が・・・!
完全に無意識でしたが、どうやら愛想は良いようです。。。
ギター講師をやっている時は「いつもニコニコ藤原先生」を座右の銘にします。
最近自分のチューナーが壊れたと言う事もあり、先日から少しチューナー関連の話が多くなっておりましたが、本日もチューナー関連のお話となります。
以前の記事(チューナー関連)
http://fujiwarist.blog.shinobi.jp/Entry/66/
http://fujiwarist.blog.shinobi.jp/Entry/40/
これらのように今までブログ内で、生徒さんにチューナーをお勧めしておりましたが、これには重大な理由があります。
漫画内にもありますが、今回は「チューナーの必要性」について。
実はレッスンでは、音の違いが判らない橋本さんに限らず、ほぼ全員にチューナー購入をお勧めしてます。(既にメーターなしで調弦出来る玄人さんに限り、特にお勧めする事はありません。)
初心者の方にチューナーをお勧めする理由として、
・ギターは凄く音の狂い易い楽器である。
特にクラシックギターはやばい。(どこかのレポートで書きましたが、演奏中にズレてきた事もあります。)あと、エレキやフォークでも弦を張替えた後の狂い易さは異常です。室内・室外の気温の変化も楽器に影響するので、ケースに入れて持ち運ぶだけでズレる事も。「家で合わせてきたから大丈夫」なんて事はありません。
・(楽器経験のない)初心者に正確なピッチでのチューニングは困難。
ピッチどころか、半音・下手をすれば一音以上のズレにも気づけない方もいます。また、「なんか音が違う」と解かっても上手く合わせられない方。綺麗にチューニングをする為にはまず、ある程度音をきっちり覚える必要があります。何か別の楽器経験でもあれば、稀に音感のある方もいらっしゃいます。稀ですが。
と、
こんな具合に漫画内の話題を使って記事にしていこうかと思っております。
確かにチューナーは「目で見て音を確認出来る」ので、橋本さん向けな機材です。
ですが、今までチューナーが普及してきた背景には橋本さんと同様に、音の判別が困難な初心者への配慮がある故かと思います。
あと便利なので(←これは個人的に)
何故チューナーが要るのか良く解からなかった生徒さん方、
チューナーについてはもう1話あります。そちらで続きを書きます。
「まだ理解出来ない!」方、次も是非ご覧下さい。