徳は本なり、財は末なり
今月の一言。
以下「突然何を言い出すんだコイツ??」と思った人の為に・・・
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【解説】
今年は二階のトイレにもカレンダーを設置してあります。
そしてそのトイレのカレンダーは、
毎月何か一言書いてあるという妙にお節介なカレンダーなのです。
ちなみに先月は、
心の矢は石にも立つ
先月はこの格言に一石投じてみました。
見てない人、覚えてない人は過去の記事を検索よろしく。
そして、4月を迎え・・・。
2階トイレの妙にお節介なカレンダーも一枚めくる事になりました。
果たして今月も一石投じる事が出来るのか・・・?
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今月の一言。(2度目w)
徳は本なり、財は末なり
・・・・・・・・・・
うん。
いい言葉だ。(┳∧┳)
正直一石投じる自信がない。
意味は、簡単に言うと「本末転倒してはいけない」って事ですね。
本(もと)とは、物事の根本をなすところ。基礎みたいなものです。
末(すえ)とは、主要でないこと。大した問題ではないこと。
ちなみに中国古典「大学」では
王朝=本
民衆=末
となってます。
あれっ???
ってことは・・・
民衆は主要でないんですね?
大した問題ではないんですね??
まあごもっともですが・・・。
現代の日本は、当時の中国と比べてかなり平和ですから
一般市民が、人権~とか・自由~とかほざける訳ですね。
しかしながら、
この言葉は自分達音楽家にとっても大切な事ですので、
常々忘れないように心掛けています。
音楽家にとっての徳とは、まさに「音楽」そのものにあたります。
財とは、そのまま「お金」または「名誉」でしょう。
音楽家としての徳が確固としていれば、自ずから財は後からついてくる。
だから常に徳を磨く事を忘れてはならない。
財を手に入れることは、結果でしかないのですから。
仮に財があったとしても、それを本にしてはいけない。
財を手に入れる為だけには、徳を磨く事は出来ません。
音楽家は「音楽」をするのが仕事なのです。
”徳は本なり、財は末なり”
絶対に忘れてはならない言葉です。
でもまあ、
まず財が必要な時もあるけどね・・・。 ポイッ(/・ω・)/ ⌒一石
一石投じてみた。
だいたい、こーゆー事はもっと
沢山の財を手に入れてから言わなければなりません。 ポイッ(/・ω・)/ ⌒二石
二石目は自分に投じてみた。