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2010/06/10 (Thu)
「ギターでも紹介しようか②」
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それでは、本日のギター紹介。
といっても自分のではなくて・・・。
借り物だったりする訳ですが、ここ1~2年のホールでの正式な演奏はすべてこちらで参加してます。
あまりに人の目につく機会が多い楽器ですので、ここらで正式に「借り物です!」と紹介する事にしました。僕のものと勘違いされても困りますし。
第2回にしていきなり借り物ですよ。
次回からはちゃんと自分のにします。すいません。

さて写真のは、クラシックギターに詳しい人なら誰でも判るかと思います。デザインで。
ホセ・ラミレス(1964年製)
1964年と言えば、僕はまだ影も形もない頃のギターです。
当然年季の入った楽器で、色んなところにキズが・・・(汗
お借りする前のものです。いくら何でも借り物でここまで弾き手繰れません。
今年で46歳の楽器ですが、何故か現役バリバリ。
この楽器を使うメリットとしては、現代の楽器に出せない音色が出る事。
どうやら材質が現在使っている木とは違う物らしいです。
実際これと同じような音色の楽器は未だ見つけた事がありません。
今年5月のクラシカルGCもこれで臨んだ訳ですが、審査員の先生方数名にも音色の違いが判った様子(珍しさと言う意味で)。これは以前(と言っても結構昔)ホセ・ルイス・ゴンザレスも絶賛した程の楽器だそうです。流石違いの判る方々です。
演奏はさておき(笑)この楽器の良さは伝わった様子でした。
ヘッドの裏に初代持ち主の名前が!
N・NAKAGAWA
当時はこんな感じでラベルを貼っていたのでしょうか・・・?

現在はその御子息である中川誠先生の所有物だそうです。

当時のラミレスは大柄なものが多く、こちらもかなりでかい。とにかくでかい。人によっては「こんなの普通」なんて言われるかも知れませんが、やっぱでかい。いざネックを握ってみると・・・うん、でかい。
弦長が662mmだったのを写真のように、652mmまで短くしてあります。
弦長はこれで少しマシになってますが、ネックの太さはオリジナルのままなので、格別太く感じます。
正直もう精一杯のキツさです。
「え?昔のギタリストはこんな楽器弾けたの??」なんて思ってます。
652mmで大変なのに・・・。

借り物故に扱い方には気を使います。
少なくとも滅多にギタースタンドには置きません。
基本ケース保管ですから。
自宅レッスンの生徒さんで、この楽器を見た事のある人は珍しいと思います。
外出先では、空き時間に練習したいので持って行ってますが・・・。
狭い部屋では扱いが大変です。
もし何かあって破損でもしてしまうと、弁償しきれない楽器。
先日車を購入しましたが、あのランクの車なら軽く二台買えると思う。

この楽器が家に来た時に、まずは一番危険性のある家族に一言。
「今後部屋に何かボロい楽器を見かける事があるかも知れませんが、我が家では車(自分のでない方)の次に高価なものなので、何があっても触れる事の無い様宜しくお願い申し上げます。(-∧-)」と。

何か起こってしまう前に新しい自分の楽器を・・・。
と思う今日この頃です。

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